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介護職はいざとなれば、誰でもできるは幻想です

こんにちは、ノブです!

介護職に転職するのは、他の一般企業と比べれば比較的簡単ではあります。しかし、誰でもいつでも受かるのかといわれればそんなことはありません。
ぼくの今いる会社も、募集をかけるとそれなりに人は集まり10人程度面接して受かるのは1人といった感じです。 もちろん、会社規模によっても全然違うでしょうがいつでも介護なら仕事が余っているというわけでもないんです。

特に、介護でも施設系や通所系、訪問など人気・不人気があるのでそのあたりも含めて今日はお伝えしてみたいと思います。

目次

▽ 特養などの人気がない場所は人材不足

特別養護老人ホーム、略して特養ですが特養の場合には家族が介護しきれない利用者が『住む』という形になるため食事の介助はもちろん、排泄処理から入浴… その人の体の状態に対して、あらゆるサービスを行います。
中にはほぼ寝たきりの方もいるため、寝たきりの人の場合は全介助(全ての動作において介助が必要)になります。 寝たきりの人をずっと同じ姿勢で寝かせていると、一部分だけに圧が集中してしまい傷ができてしまうことがあるため(褥瘡、昔は床ずれなどと言いました)、体の向きを定期的に変える必要もあるのです。そのため、入所系の多くの介護職員が腰を痛めることが多いわけです。

特養などの入所系のサービスは、こういった生活全般のサポートをする形になるため、それこそ介護の3Kが全てそろったキツい職場と言えるでしょう。

入所系の施設などは、わりと常に人手不足になっており比較的入社はしやすいのではないかと思いますが、体力的にかなりしんどい仕事になります

▽ 通所系など比較的楽な場所は人の入れ替わりはあり募集はしているが競争はある

ぼくが勤めている通所系のサービス、いわゆるデイサービスなどは入所系のサービスよりはもう少し仕事が限定的なため比較的「楽」な職場になると思います。 中には介助など必要なく、食事をして他の方と交流するために来ており、言い方は悪いですがほぼ手間のかからない人もいます。
もちろん、移動の際やトイレの際に介助が必要な人も少なくはなく動き回る人もいる分、入所系とは違った忙しなさがあったりもして「すごい楽」な仕事ではありません。

また、頭がクリアな方(認知症じゃない方)も多いため会話もうまくしなければクレームの元になってしまうこともあるので、利用者との人間関係のストレスも少なくはありません。
(ぼくは、あまり感じない方なので楽していますw)

通所系も1日型や半日型といくつか種類があり、会社ごとにサービスの内容も異なるのでもし入りたいと考えているのであれば、自分の特色に合いそうな会社を選ぶといいと思います。

▽ 入れれば仕事は誰にでもできる簡単な内容…ではないです 

介護の仕事は、やる気になれば誰にでもできると言われますが、そう簡単ではないです!
もちろん、絶対に持っていないといけない特別な資格などもなく、必要であれば入社してから取ることもできる簡単な資格が多いです。 (中には難しい資格もありますがここでは割愛します)

「汚物処理など我慢してできればいいだけだろ?」

と思われているかもしれませんが、オムツを変えるときの体位変換なども間違ったやり方をすれば怪我をさせてしまいます。介助の際にも、間違った介助方法をしていれば転倒などの事故につながり怪我をさせてしまうこともあります。

そして、相手は高齢者のためちょっと転んだだけでも骨折、そのまま寝たきりになってしまうことも少なくはありません。
案外、責任のある仕事でもあるのです。

また、自分と違う年代の方々とコミュニケーションをとらなくてはならないため話をうまく合わせる会話力なども必要になってきます。人それぞれ生きてきた経験も違うため、「この年代はこう、あの年代はこう」という明確な答えがないことも大変な理由になっています。

よく、介護は誰でもできる単純な仕事と言われますが、実際にはわりと頭も使う複雑な仕事でもあるんです。安易に仕事がないからと選ばない方がいいと思います。

※まとめ

・入所系は3Kの代表格とも言えるため、かなりきつい(給与は少し高めだが夜勤もあり)!
・通所系は入所系と違うきつさ、忙しなさがある!
・介護の仕事は誰でもできる単純作業ばかりではない!

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