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介護職に向いている人

こんにちは、ノブです!

普段、自分の経験や介護職員としての仕事の話などしています。
その上で、介護職に向いている性格・特性の人、介護職に向いていない性格・特性の人がいると思います。
今日は、どんな人が介護職に向いていて、どんな人が介護職に向いていないのかお伝えしてみたいと思います。

目次

▽ 介護職に向いている人

介護職は誰でもなれるわけでもないと以前に書いたのですが、介護職に向いている性格というものがあると思います。

・人の話を聞くのが好きな人
・周りに気を配れる人
・感情移入しすぎない人

まず、人の話を聞くのが好きな人・得意な人は向いていると思います。 高齢者は少なからず、孤独感を感じている人が少なくありません。 今までできていたことができない、友人と出かけることも容易ではなく少なくなり、子供に頼りすぎるのも気が引ける…
こうして、孤独感を強めてしまう方が多いのです。 なので、話を聞いて欲しいという高齢者は多いものです。

話を聞くのが得意な人というのは高齢者に好かれやすく、介護職に向いているでしょう!

また、一つのことに集中せず周りに気を配れる人も介護職に向いていると思います。 介護職は、1人のスタッフが複数人を見ていないといけないため全体を俯瞰的に見る目が重要になります。
利用者同士の話などにも注意しなくてはなりません。いつの間にか話がヒートアップして喧嘩に発展していることや、その人のつかれたくない話が話題にあがってしまうこともあります。
全体に気を配り、話の内容などもうまく誘導するスキルが必要になります。
周りに気を配れるスキルが重要なことがわかると思います。

最後に、意外かもしれませんが「感情移入しすぎない人」というのも介護職に向いている素質になると思います。

「その人のことを考えて、家族のように親身になってあげることが重要なんじゃないですか!?」

と、思うかもしれません。 確かに、親身になって話を聞いて差し上げることはとても重要なことだと思います。 ただ、高齢者を相手に仕事をするということは悲しいことに別れがとても多い仕事になります…
あまりにも感情移入しすぎてしまうと続けていくのが辛くなってしまいます。
もし、誰かがご逝去されたとしても他の利用者が待っており、ゆっくりと悲しんでいる暇もありません。

あまりにも、無機質な必要はありませんが、気持ちをうまく切り替えられる人でないと続かないのではないかなと思います。

▽ 介護職に向いていない人

ただ、「汚物の処理もできます」 「人の話を聞くのが得意です」 というだけでなく、介護職には求められるスキルが他にあると思います。 それは、全体を見る能力です。
いま、流行りのIT関連の仕事などは、集中して黙々と目の前の仕事をこなしていきます。 また、高齢者が多いという点で少し近いような病院のリハビリなども目の前の患者さんに、どういう運動をさせると効果的なのかを集中して考えることが大切になります。

介護職の場合には面と向かって話に傾聴をすることが大切だと言われます。

「それなら、同じじゃない?」と言われそうですが、施設内には多くの利用者がいて一対一でつけるほどスタッフは充実していません。 中には、ふらつきが強い人も認知症の方もいます。
一対一で、ついてしまうと人数が全くもって足りなくなってしまうため大事になるのが「1人のスタッフが複数人を見る、視野の広さ」が必要不可欠になってくると思います。
なぜかといえば、相手が『高齢者』だからです。
一般人であれば、転んでも

・擦りむいた
・捻挫した

程度済むと思います。 打ちどころが悪くて骨折してしまう人もいるかもしれませんが、治るのを待てばいい話です。
ですが、高齢者となると話は違います。 1度の転倒で寝たきりになってしまう方も中にはいます。 そのため、介護職員は高齢者の転倒を予防することが不可欠になるのです。

ですので、集中力が高い人というのは仕事ができるイメージですが介護スタッフとしては全体を俯瞰的に見る眼を持っている人の方が向いていると思います。 集中力が高すぎる人は、介護職には向いていないかもしれません

▽ 集中力がないことが欠点だと思っていませんか、それは美点かもしれません!

いままで、ぼくは集中力がないことが欠点だと思っていました。

・勉強していても気がすぐに散ってしまう…
・話をしていても、他の人が気になってしまう …

こういったことは、自分の欠点だと思っていました。
もちろん、いいことではないのですが逆に考えれば全体を見ることに長けていることでもあると思うんです。 相手の話を聞きつつも、周りの動きを気にして事故を未然に防ぐ。介護職には、とても大事なスキルです。
集中力がないことが、自分の欠点だと長年思って来ましたが、角度を変えてみるとそれも美点となり得るのかもしれません。

ただ、介護職といっても事務仕事などもあるため集中力が全くないのも困りものです。

そこで、今回は集中力の鍛え方も最後にお伝えしたいと思います。 集中力を鍛える方法の一つに『瞑想』があります。 瞑想というと難しそうに思えますが、あまり難しく考えすぎる必要はありません。

目を瞑って、呼吸に集中する。意識が逸れたら、逸れたことを認識してまた呼吸に集中するこれを1分程度続けるだけです。

1分間瞑想法

1分間瞑想法

吉田昌生

フォレスト出版

2016-10-21
ぼくは、この本を参考にして『瞑想』を生活にとりいれました。 もしよければ、読んでみてください。『瞑想』の難しそうという意識が変わると思います。

欠点は、見方を変えれば美点になるかもしれません。 その上で、さらに欠点を改善していけば両方の強みを手に入れ仕事の質を上げていけるでしょう!

※まとめ

・人の話を聞くのが好きな人は介護職に向いている!
・周りに気を配れる人は介護職に向いている!
・感情移入しすぎない人は介護職に向いている!
・集中力が高すぎる人は介護職に向いていない!
・欠点だと思っていた、集中力のなさが特技になるかも!?

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