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人はなぜブラック企業入社に入社してしまうのか…

こんにちは、ノブです!

ブラック企業… もう、いまではとても馴染み深い言葉で社会に浸透していますが、一向に撲滅はされないですね。 日本経済的に余裕がないので仕方はないのかもしれないですが、できる限り避けていきたいものです…
ぼく自身、以前はブラック企業に勤めていましたが、なぜそのブラック企業に入社してしまったのか? 今回は、その経験談をお伝えしてみたいと思います。

目次

▽ 何となく生活して、何となく公務員試験受けて、何となく就活してたらブラック企業でした!

ぼくの場合やりたいことも見つからず、何となく大学に行けばやりたいことが見つかるんじゃないかと思い進学を決意… 挙句の果てに、大学は全落ちし浪人、2年目にて何とか3流大学に入学できました。
親には大変申し訳ないですが、やりたいこともなく何となく浪人までして大したこともない大学にしか行けませんでした…
救いであったのはお金がない分、塾には行かず独学で何とか大学に入学できたことです。
ただ、独学で入学したのを自慢したいわけではなく大学入試も大学ごとに入学試験に微妙に評価が異なる点が有利に働き、そこを利用した結果になります。

と、まあ何とか大学入学を果たしたものの勉学に勤しむわけもなく、バイトとサークルに打ち込み就活に活かせるようなものは特に作らず3年間を過ごしました。
いざ、就活の時期になってもやはりやりたいことは見つからず、なんとなくセミナーに出席し説明会を受け、集団面接を受けるという一連の『作業』をしていただけです。
さらに、この時運が悪かったのがバイトとサークルで身を削りすぎ急性膵炎を再発してしまい、就活も一度ストップ、その上大学の試験も病院から外出許可を得て受ける始末となってしまいました。

このとこもあり、就活もとりあえず辞めて、「公務員試験を受けてみよう!」と思いたったわけです。 もちろん、勉強など大してしておらず、一次試験も受からず公務員試験も✖️失敗、もう一度就活を最初からする羽目になりました。

もともと、大企業へ入って出世競争を生き抜いていこうとは思っていなかったので、中小企業を中心に見て周り、パッと第一印象で決めた会社が、新卒で入社した以前のブラック企業でした。 本当に大学時代までは、何も考えず漠然と生きており、単調な生活を送っていたと思います。
そのつけが、「ブラック企業入社」という贈り物でした。 もちろん、いい経験にはなりましたし、「大学入学までに自分の進路は絶対決めるべき!」なんてことは思いません。

ただ、ブラック企業に入社してしまい心も身体も壊れてしまう人も多くいるのが現実です。
ですので、できる限り就活はしっかりと企業を見定めて行う方がいいと思います。

▽ ブラック企業が使う、アットホームな職場に騙されるな!

ブラック企業が誇る3大ワードの一つが『アットホームな職場』ではないでしょうか?
ぼくが、最初に入社した会社もアットホームと謳っており、入社する前に飲み会などにも誘われ実際の雰囲気を隠していました… 感の鋭い方だったら気づいたのかもしれませんが、まだ大学生のペーペーではその嘘に塗れたアットホームにも気づけませんでした。 実際に入社した際に、2〜3日で仮面は剥がれます… 面接の時や飲み会の時には、あんなに朗らかだった社長も険しい顔つきが徐々に増えちょくちょく嫌味を言ってくるようになりました。 「なんで、質問してこないかな〜」 「もったいないな〜、せっかく商品が来てるんだから積極的に触ったりしないと」 言葉の節々に苛立ちがこもっていました。 それも、なぜか他の新卒には言わずぼくだけを標的にしてです… なぜ、ぼくが標的になったのかはわかりませんが標的になりやすい性格をしていたんでしょう。 他の人が、ごちゃごちゃ言われるよりはメンタルがわりと強い自分が受けてればいいか、と我慢していたことを覚えています。 ただ、この標的もずっとは続かず、数ヶ月ごとに変わっていきます。標的になった時には、他の人のミスでさえ標的にされている人のせいにされ、小さな間違いまで粗探ししてくるんです。 アットホームと謳っている会社は偽りの会社もあります。 ネットの書き込みや退職者の話などが聞ければ、できる限り調べて『偽りのアットホーム』なのかどうかを見極めておくことが重要です。

▽ やりがい

『やりがいのある仕事です!』 これも、ブラック企業でよく使われるワードです。 やりがいのある仕事って、それ以外に待遇はないんですか?って感じです。 「やりがいはある、けれど給料は安いよ!激務だよ!」こんな言葉が抜け落ちています。 実際、ぼくが以前いた会社も確かにやりがいはありました。 人の役に立てるようなそんな仕事です。福祉関連の仕事であれば、基本的に誰かができない部分を補ってあげるのが仕事になるのでやりがいのある仕事ばかりです。 その分、国の補助を受けている仕事も多く自由に金額を設定したりすることが難しいため激務の上、薄給な会社が多いのも仕方のないことです。 やりがいをいいように使い社員を安く使い倒す、そんなブラック企業が多くあります。 「やりがいがあるから、いい仕事ですよ!」 「給料はそんなに高くないけど、感謝をたくさんもらえます!」 確かに悪いことではないですが、やりがいをダシにして仕事に見合った給与を支給しなかったり、無理な残業やノルマを押しつけられる必要はありません! ぼくが、よく感じていた違和感があったのですが、 「障害や要介護の方もみなそれぞれ個性を持っているだけで変わりはない、普通という概念がおかしいんだ!」 と、社長はよく社員に言い聞かせていました。 確かに、それには納得できます。それぞれ、誰しも個性はありますし不得意なこと得意なことがあります。 ただそれなら、なぜ自分と変わらないと言っている人達のために24時間のうち通常業務よりも長い時間(10〜14時間)サービスをしないといけないのか? 自分の時間を犠牲にしなくてはならないのか? それは、ある意味差別なのではないか? そんな違和感を抱いていました。 仕事にやりがいは必要ですが、やりがいのために自分の時間や健康を搾取されるべきではないと思います。 本当に社会に必要なのであれば、国の制度から変わっていくことやNPOを増やして行くべき何じゃないかと思います。 『やりがい』だけが売りの会社に騙されないよう気をつけて会社選びをしていきましょう!

※まとめ

・何となく生活して、何となく公務員試験受けて、何となく就活してたらブラック企業でした!
・ブラック企業が使う、アットホームな職場に騙されるな!
・やりがい 

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